第六回〜そのプライド、出所はどこなんですか?
小学生の頃の話なんですが……
私、ピアノを習ってたんですけど、一緒に習ってる友達がめちゃくちゃ上手かったんです。
一緒に習いはじめた頃は、もちろんレベルも同じくらいだったんですけど、どんどん差が開いていきました。
当時の私には、大した練習しなくてもできることはたくさんありました。
勉強も必死にしなくても覚えられたし、絵を描いては褒めてもらえました。
だから、努力することなんてほとんどなかったし、努力することを知らなかったんです。
だから、なぜ友達の方がうまく弾けるのか、よく分かっていなかった……と思います。
練習しないといけないというのは頭では分かっていたのですが、練習しなくても乗り越えられたことが多かったし、できないことは『嫌い』と言って、やらなくてもいい環境だったんです。子どもだからね( 'ω';)
だから、練習する意義も知りません。
そんなもんだから、練習しても指が絡まって弾けなかったり、ちょっとでもうまくいかないと、ピアノに八つ当たりして練習放棄してました。笑笑
八つ当たりしちゃダメだと怒られても『だってできないんだもん!!!』てな具合で、好きな遊びだけをしていました……( ̄▽ ̄)
さて、大人になった今思うのは、私はピアノに対してプライドを持っていたのか?ということである。
例えば、絵を描くのが好きだから、描いていくうちに上手くもなるし、褒めてもらえるから余計描きます。
絵のうまさって、曖昧なところがありますからね( 'ω';)
だから、褒めてもらえるから上手いんだと思ってましたし。
でも、ピアノはできない。
だけど、それって関係ないことなんですよね(。-_-。)
絵が上手いというプライドはあったかもしれないけど、ピアノに対しては、何も誇るものなんてないのに
勝手に『私は元からなんでもできる』と思い込んどったんですわ(´-`).。oO
大人になっても、そういう人はたくさんいます。
私も、途中でひねくれましたから……笑
それとは全く関係ないプライドや、ちっせぇちっせぇプライドを振りかざしては勝手に不快になることもたくさんありました(反省)。
プライドを持つことは、悪いことではないです。
でも、その誇りを持つキッカケになったのはなんだったかな?と立ち止まって振り返ることも大事かもしれません。
関係のないところで関係のないプライドを振りかざしても、損しかないですからね( 'ω';)
素直に聞き入れるべきところは聞き入れて、自らを高める努力は何歳になっても必要ですね。
逆を言えば、何歳になっても成長できるということですから(*^ω^*)
ポジティブにいきましょ(*・ω・)ノばーい